Windows Server ホームに戻る
ホームに戻る

スクリプトの実行

ユーザがログインした際、およびログアウトしようとした際にスクリプト（バッチ）ファイルを実行させることがグループポリシーによって可能です。
これによって、ユーザに共通の決まったプログラムを実行させる事が可能になります。

まず、予め実行したいスクリプトをbatファイルやvbsファイルで作成しておきます。　（例： "Start_Web.bat"）

echo off
start microsoft-edge:http://www.yahoo.co.jp/

スクリプトが用意出来たらグループポリシーでスクリプトを実行させるようにするには、次の手順で行います。

1. グループポリシーエディタを開きレジストリ変更に使うポリシーオブジェクトを選択（または新規作成）して編集を実行します。

2. [ユーザーの構成] － [ポリシー] － [Windowsの設定] － [スクリプト（ログオン／ログオフ）] を開き[ログオン]を右クリックして、[プロパティ] をクリックします。

3. スクリプトがPowerShellスクリプト以外ならタブで[スクリプト]を選択して[追加]をクリックします。

4. スクリプト名を指定するために、[追加]をクリックします。 このとき、スクリプト名を直接指定しようとしないでください。

5. ポリシー用の専用フォルダーが開くので、ここに作成しておいたスクリプトをコピーします。

コピーしたらそれを選択して[開く]をクリックします。

スクリプトに渡すパラメータが特になければそのまま[OK]をクリックします。

以上でポリシーを保存すれば準備は完了です。

6. ポリシーを適用するOUを選び右クリックして[既定のGPOのリンク]を選び、上で作った配布用のポリシーオブジェクトを選択します。

以上でグループポリシーの設定が完了しました。 ユーザーがログインをし直せば設定したスクリプトが実行されます。