最終更新日:2003年11月1日

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WebalizerのRPMパッケージを作成する

ディストリビューションから提供されたRPMパッケージをそのまま使うだけなら何も問題ないですが、WebalizerのRPMパッケージのバイナリのままでは日本語ので常時がされないなど不都合があるかもしれません。 そんな場合にはSRPMを使ってRPMを再構築し直すと良いでしょう。
例えばWebalizerの表示を日本語に変えたい場合は、以下のような手順になります。

1.コンパイルに必要なライブラリをインストールする。

Webalizerをコンパイルするには、
gd-devel
libpng-devel
の2つの開発用ライブラリがインストールされている必要があるので、例えばRedHatなどではこれらのディストリビューションのダウンロードサイトから該当するファイルをダウンロードして、インストールしておきます。
RedHat9の場合、2003/11/1現在
gd-devel-1.8.4-11.i386.rpm
libpng-devel-1.2.2-8.i386.rpm
の2つをダウンロードできるので、これらをダウンロードして

# rpm -ivh rpmファイル名

としてインストールしておきます。

次のSRPM形式のWebalizerを入手して、

# rpm -ivh srpm形式のファイル名 (ex. rpm -ivh webalizer-2.01_10-11.src.rpm)

を実行して/usr/src/redhat/SPECにwebalizer.spec というファイルを解凍します。


webalizer.specにはconfigureに与えるパラメータを記述しているところがあるので、ここを、

%configure --enable-dns --with-dblib=/lib --with-language=japanese

というように変更して、

# rpmbuild -ba ./webalizer.spec

とする事で、問題がなければrpmパッケージが作り直されます。 できあがったパッケージでwebalizerをインストールし直せは日本語化されたwebalizerが利用できるようになります。

【参考】
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0309/26/epn02.html

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