今日の日経新聞に『iPhone4 ドコモ回線で利用可能に』という見出し記事があったが、これって読んだ人を誤解させる記事じゃないかと心配しました。
内容は、通信ベンチャの日本通信がドコモ回線の足回りをMVNOで借りて現在サービスしているデータ通信サービス用のSIMカードを月内にも販売するというもので、本来の意味でのドコモ回線を使ったサービスが利用できる訳では無いようです。
たぶん実際には、ドコモ回線を使うにしても帯域制限などの影響で、SBの回線を使った場合よりかなり遅いのでは無いかと想定できますが、どうなんでしょうか?

SIMフリーiPhoneを使いたいというドコモユーザの気持ちも判らないではないですが、記事にする以上は実際に購入をした場合にはユーザにそれなりのリスクがあることをきちんと示しておかないと、購入者がが馬鹿を見るのでは無いかと思ったりしています。
因みにiPhone自体は、SB以外の通信業者が直接仕入れて販売できないみたいで、海外から個人輸入するか、輸入業者を経由しないと購入できないので、結構いい値段を取られると予想されます。

自分は、回線会社ではなくiPhoneというデバイスが使いたいだけなので、キャリアにはこだわりがありません。
実際のところ、SBの回線でも十分満足していますが、こんな記事を見てしまうと、デバイスより回線を優先する方々は結局iPhoneで何をしたいのかな、と考えさせられてしまいます。